上棟式(棟上げ)を執り行いました

5月8日(木)11時 21℃ 快晴 上棟式を執り行いました。
2月極寒の中行われた地鎮祭の時は時間ギリギリで、今事務所のあるところからダッシュして向かったのでそれを反省点として、今回の上棟式へは余裕をもって歩いて向かいました。人間はいくつになっても成長を忘れない生き物です。
本日は快晴でお天気にも恵まれました。
ここで豆知識:上棟式とは、棟上げまで無事工事が終わったことと、職人さんへのこれまでの作業に対しての感謝、今後の工事の安全や完成後の企業繁栄を祈願する、重要な節目になる儀式。
棟上げともいう。
上棟式、先ずは神聖な水で手を洗い清めます。手洗いは基本ですね。


次に御幣(ごへい)に弊社社長が名前を入れます。なかなか達筆です! 私だったらきっと手が震えてはみ出したりなんかして、書けなかったかもしれません。
御幣とは神様への捧げ物を指し、貴重な品を示す「幣」に、尊称の「御」を付けたものだそうです。御幣という響きがなんだか気に入ってしまいました。
次は四方固めの儀です。施工業者、設計業者、社長の3人で建物の四隅にお酒・お塩・未だ価格が安定しないお米を撒いていきます。(今後の新農水大臣に乞うご期待!)
そして次に上棟締め固めの儀です。棟梁が鉄筋2階建ての屋根が付くところまであっという間に登り、そこから細い足場をスタスタと進んでいきます。さすが職人さん、身軽なこと。そのお姿がとても格好良かったです♡そしてある場所まで辿り着くとボルトを締めていきます。
「えいっ えいっ えいっ!」と3回、掛け声がこだまします。あれ?この掛け声、地鎮祭でも聞いたような…。だいたいいつも「えいっ!」なんですねw

お恥ずかしい話なのですが私は、棟上げのこの日に屋根が付くのだとばかり思っていました。
でもどうやって?クレーン車で吊り上げてブィ~ンと乗せるの?とか、一部だけ乗せてくっつけるのかなぁとか、勝手な想像をしていたのですが、実際は屋根の部分の最後のボルトを締めるという作業だったんですね。よく考えたら屋根を付ける作業なんて時間がかかるのに、そんなに簡単に出来る訳ないですよね 汗

そして現在までの御礼と、この先も無事に工事を進められるよう祈願し、祭壇に向かって二礼二拍手一礼。皆様足並み揃えてすばらしい!
直会(なおらい)の儀では、施工業者の方の挨拶にて乾杯。御神酒(おみき)をいただく。喉が熱い…w
施主からの挨拶と職人の方へご祝儀 感謝の気持ちです♪
お餅撒きあるのかな、だったらスカートの方が拾いやすいかなとか前日に勝手な妄想をしていましたが、そこは簡略化されていましたw
今回の上棟式で関係者の皆様に召し上がっていただく仕出し屋さんのお弁当、うちのお客様でもある、ぜん吉様でお願いいたしました。実は私もいただけることになり、大喜び♪お弁当を開けてビックリ!豪華弁当~!!!新鮮なお刺身~!多種多彩な盛り付けに目でも楽しめて、美味しくてとても満足~幸せ~♡いろいろとメニューを考えて作っていただいたのでしょうね。皆様きっと残さず食べてくれたことと思います。ありがとうございました。

上棟式に携わりいろいろと調べていたら、建築吉日なるものがあることを私自身初めて知りました。やはり気になりますので調べてみました。
2025年5月8日…「成(なる)」 物事が成就する日。建築、開店、種まき、新しく事をはじめるのに吉。

これは十二直と呼ばれる日々の吉凶を占うものらしく、昭和初期まではとても重要視されていた暦注だったみたいです。建・満・平・定・成・開が建築にとっての吉日と言われているそう。吉日で良かったぁ~♪
その後一週間もせず、全ての屋根が付きました。
着々と形を成す新社屋を前に、感慨深い気持ちでいっぱいになりました。
昨年の悪夢から約8カ月、歩みを止めず頑張ってきて良かったなぁと素直にそう思います。これも城之内を支えてくださっているメーカー様、顧客の皆様のおかげです。お客様へ変わらずリーズナブルに商品をご提供できるのも、メーカー様の努力とご支援あってのこと。いつも本当にありがとうございます。この場をお借りして感謝の気持ちをお届けさせていただきます♪これからも良い商品をよりお安くご提供の程、よろしくお願いいたします。また、顧客様においてはこれからも城之内をご贔屓にしてくださりますよう、お願い申し上げます。

この記事を書いた人
こんにちは!城之内で広報を担当している山口です。
会社の魅力を発信するために、いろいろな情報を集めたりしています。このコラムでは、私が日々の業務で感じたことや学んだことを皆さんとシェアしていきます。少しでもお役に立てれば嬉しいです。どうぞよろしくお願いします!