知らなきゃ損!用途で選ぶペーパータオルの種類と賢い使い分け術

ペーパータオルは、私たちの日常生活やビジネスシーンに欠かせないものになっています。何気なく使っているこの紙製品ですが、実は非常に多くの種類があることをご存知でしょうか?業務用と家庭用だけでも機能やコスト、サイズや素材に大きな違いがあります。
使用する目的やシーンに合ったものを選ぶことで、衛生面・コスト面・作業効率のいずれも大きく向上します。
この記事では、ペーパータオルの種類を徹底的に解説し、それぞれの特徴や使い分けのコツをお伝えします。
ぜひ最後まで読んで、あなたに最適なペーパータオル選びに役立ててください。
目次
ペーパータオルとは?基本のおさらい
ペーパータオルとは、使い捨ての紙製タオルのことです。主に店舗などのキッチンやオフィスの給湯室、トイレなどで使用され、手や物の拭き取り、汚れの掃除などに活用されています。ペーパータオルは吸収力が高く、使い終わったらすぐに捨てられるため、とても衛生的で便利です。サイズや厚さもさまざまで、用途に応じて選ぶことができます。
また、最近では環境に配慮した再生紙を使用した製品も増えており、持続可能な選択肢として人気があります。
ペーパータオルの主な種類とは?
ペーパータオルはさまざまな種類があります。材質や形状など、大きく以下のように分類できます。
[その1]材質による分類
パルプ100%(バージンパルプ)
- 柔らかく吸水性が高い。
- 肌への刺激が少ないため、手拭きや顔拭きにおすすめ。
- 価格は高め。
バガスパルプ(リサイクルペーパー)
- 環境保全に貢献できる
- 食品を扱う場でも安心して使える
- バージンパルプ100 %より低コスト
再生紙(リサイクルペーパー)
- 環境に配慮した素材。
- 若干硬めで吸水力は劣るが、コストパフォーマンスは良好。
- 工場や公衆トイレなどでよく使用される。
[その2]折り方・形状による分類
Z折り(V折り)
ジグザグに折り重ねて収納されており、1枚引き出すと次の1枚が少し出てくる構造。
特徴
- 片手で取り出しやすい
- 衛生的(1枚ずつ確実に取り出せる)
- 業務用のディスペンサーによく使われる
おすすめ用途
飲食店、病院、学校、オフィスのトイレなど
C折り
1枚ずつC型に折られており、取り出し時に隣のタオルを引っ張り出さない構造。
特徴
- コストが安い
- タオル同士がくっつきやすく、複数枚出ることがある
- ディスペンサーによっては詰まりやすいことも
おすすめ用途
(コストを抑えたい)公共施設、工場、簡易トイレなど
シングルタイプ
その名の通り、折り目がなくフラットに積まれているタイプ。
特徴
- 専用のディスペンサーが必要な場合がある
- 手で1枚ずつ取り出す必要がある(非連続式)
- 折りによるかさばりがなく、収納性が高い
おすすめ用途
家庭用、個人用スペースなど
[その3]用途による分類
業務用
- 大容量で経済的。
- 質より量を重視しがちだが、選び方によっては質も十分。
医療・食品工場用
- 衛生管理が厳しい現場用。
- 細菌や異物混入を防ぐ加工がされている。
家庭用
- 小ロットで販売。
- 柔らかめで見た目も清潔感がある。

用途別ペーパータオルおすすめの選び方
■ 飲食店
- おすすめ:Z折り、再生紙タイプ
- 理由:手の乾燥が気になるスタッフ用にはパルプタイプ、客席にはコストパフォーマンスを重視した再生紙を。Z折りなら片手でスムーズに取り出せて衛生的。
■ オフィス(事務所)
- おすすめ:シングルタイプ、リサイクル紙
- 理由:価格と使いやすさのバランスを重視。衛生意識の対処から手洗い後のペーパー使用が増えているため、環境配慮型も選ばれている。
■ 医療・介護施設
- おすすめ:パルプ100%、Z折りまたは専用ディスペンサー対応品
- 理由:感染症予防のため、使い捨てかつ衛生管理された製品が必須。高品質が求められる。
■ 家庭
- おすすめ:パルプ100%、シングルタイプ
- 理由:小さなお子様の手拭きやキッチンでの調理時に使用することが多く、やわらかく肌当たりの良いタイプが人気。
実はここが違う!吸収力・強度・サイズ比較
商品タイプ | 吸収力 | 強度 | サイズ | 価格感 |
---|---|---|---|---|
パルプ100% | ◎ | ○ | 小〜中 | 高い |
再生紙 | △ | ○ | 中〜大 | 安い |
ミックス紙 | ○ | ○ | 中〜大 | 中程度 |
厚手タイプ | ◎ | ◎ | 大 | 中〜高 |
薄手タイプ | △ | △ | 小 | 安い |
ペーパータオルは、一見すると「どれも同じ」に見えるかもしれませんが、吸収力と強度に差があるため、用途に合わないものを選ぶとストレスになります。
環境への配慮と今後の動向
近年では、環境負荷を低減するために再生紙や竹パルプを使用した製品、漂白剤不使用のナチュラルカラーの製品なども登場しています。
SDGsへの対応を重視する企業・施設では、製品選定の際に環境性能を考慮することもスタンダードになりつつあります。
当社が取扱いする「おすすめブランド・メーカー」紹介
- 城之内オリジナル:バガス(サトウキビ)を絞った後の繊維を使用した、環境に優しいエコ商材。「食品対応品」で飲食店などに人気。
- エルヴェール(大王製紙):環境に優しい再生紙を使用。ソフトで優しい肌触りが人気。日本製。
- エリエール(大王製紙):パルプ100%で柔らかさと吸水性に定評あり。
導入コストとランニングコストの考え方
初期導入ではディスペンサーとの組み合わせで選ぶことが多く、1枚あたりの単価が重要な指標となります。単価が安くても使用量が増えればランニングコストは高くなるため、「吸水性が高く1枚で済む」製品の方がトータルで安くなるケースも少なくありません。
株式会社城之内は、オンラインショップでの販売も行っております。
Yahooショップ、楽天市場、Amazonと、3つのショッピングモールから業務用コピー用紙を購入していただけます。
城之内オンラインショップ一覧

また、大阪府全域、京都府と兵庫県の一部においては「自社便での配達」を行っており、全品送料無料なので、さらにお安く購入できます。
まとめ:シーンに応じて賢く選ぼう
ペーパータオルの種類は思っている以上に多彩です。吸収力や柔らかさだけでなく、折り方や素材、コストまで含めて最適な1枚を選ぶことが、快適で衛生的な環境づくりの第一歩です。
今使っているペーパータオル、あなたの用途に本当に合っていますか?ぜひこの記事を参考に、改めて見直してみてください。

この記事を書いた人
こんにちは!城之内で広報を担当している山口です。
会社の魅力を発信するために、いろいろな情報を集めたりしています。このコラムでは、私が日々の業務で感じたことや学んだことを皆さんとシェアしていきます。少しでもお役に立てれば嬉しいです。どうぞよろしくお願いします!