【品質維持】業務用コピー用紙の耐久年数と、知っておきたい保管方法

業務用のコピー用紙は、オフィスでの事務作業や営業先での提出資料などで日常的に使用されるアイテムですが、その耐久年数や適切な保管方法についてはあまり知られていません。本コラムでは、コピー用紙の寿命を延ばすためのポイントや、劣化を防ぐための保管方法について詳しく解説します。
目次
コピー用紙の耐久年数とは?
コピー用紙の耐久年数は、使用環境や保管方法によって大きく左右されます。一般的には、適切に保管されたコピー用紙は数年から十数年の間、品質を保つことができます。しかし、湿度や温度の変化、直射日光などの影響を受けると、紙の劣化が早まることがあります。
コピー用紙の耐久年数に影響を与える劣化の要因3つ
要因その1:温度と湿度
普段はあまり気にかけない事が多い「湿度」ですが、コピー用紙の水気と非常に関係しています。紙は湿気に弱く、高湿度の環境では紙が吸湿して波打ったり、カビが発生することがあります。常に湿度の少ない環境での保存は必須の要素です。
また、コピー用紙の保管には「温度」とも非常に関係しています。高温の環境では、紙が乾燥して脆(もろ)くなりやすくなります。
要因その2:光
コピー用紙は、直射日光や蛍光灯の光に長時間さらされると、紙が黄変したり劣化を促進します。できるだけ暗所での保存が推奨されます。
要因その3:酸性度
紙の酸性度が高いと、時間とともに劣化が進みやすくなります。酸性紙よりも中性紙やアルカリ性紙の方が長持ちします。
酸性紙とは?
酸性紙は、製造過程で硫酸アルミニウムを使用して作られた紙です。硫酸アルミニウムが紙の繊維を徐々に分解するため長期保存には向きません。
コピー用紙の「保管方法」ポイント3つ
事務所や店舗内でコピー用紙の保管場所は決まっている事が多いと思いますが、コピー用紙の品質維持を優先するにはできるだけ管理しやすい場所を選ぶことをお勧めします。
ポイントその1:湿度・温度の管理
コピー用紙は、湿度40〜60%の環境が理想的です。
湿度が高すぎる場合は除湿機を、低すぎる場合は加湿器を使用すると効果的です。
また、室温を一定に保つことが重要です。特に高温多湿の環境は避けるようにしましょう。
ポイントその2:光の遮断
コピー用紙は直射日光を避け、暗所で保管することが望ましいです。蛍光灯の光も出来るだけ長時間当たらないように注意しましょう。
ポイントその3:酸性紙の使用を避ける
酸性紙は現在でもコピー用紙や印刷用の紙として使用されています。特に、新聞や雑誌などの長期間の保存を必要としない印刷物や包装用途に多く使われています。コピー用紙の長期保存を目的とする場合は、酸性を含まない中性紙を選ぶことが推奨されています。
業務用コピー用紙の保管実践例
例えば、オフィスでのコピー用紙の保管には、以下のような工夫が考えられます。
実践例1:密閉容器の使用
コピー用紙を湿気やホコリから紙を守るために「密閉容器」に保管する。
実践例2:定期的な点検
チェック表などを設置して、保管場所の湿度や温度を定期的にチェックし、適切な環境を維持する。
実践例3:使用頻度の見直し
長期間使用しない紙は、劣化が進む前に使い切るか、適切な保管方法を徹底する。
(紙の外包や付箋などに商品購入日や到着日を記載しておくのも効果的です。)
まとめ
コピー用紙の保存には、適切な環境を整えることが不可欠です。湿度や温度、光の影響を最小限に抑えることで、紙の品質を長期間維持することができます。日常的に使用するコピー用紙だからこそ、その保管方法に気を配り、劣化を防ぐ工夫を取り入れてみてください。
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この記事を書いた人
こんにちは!城之内で広報を担当している山口です。
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